変顔クルマNO.1! モーガン「エアロ8」は1000万円オーバー!!

モーガンが2000年に64年ぶりに発表した新作「エアロ8」。寄り目が特徴のエアロ8のルックスには賛否両論あったが、登場から20年が経過したいま、オークションではどのようなジャッジが下されているのだろうか。

64年の時を経てモーガンがリリースした新作とは?

 イギリスのモーガンから、エアロ・シリーズのファーストモデルとなった、「エアロ8」がワールドプレミアされたのは、2000年のジュネーブ・ショーでのことだった。

寄り目のようなヘッドライトが強烈な個性を放っているモーガン「エアロ8」(C)2020 Courtesy of RM Sotheby’s

 モーガンが完全なニューモデルを、2000年以前に発表したのはいつかと調べてみたら、それは実に64年も前となる1936年のモーガン「4/4」にまでさかのぼらなければならなかった。何とも気の長い話である。

 確かにエアロ8のボディデザインは、それまでのモーガン車と比較すると、現代的に、そしてエアロダイナミクスを意識したように見える。

 それまでの伝統を崩すことなく新しい世代に第一歩を踏み出そうと、モーガンがこの時に考えたのは明白で、それはデザインのみならず各部のエンジニアリングにも表れている。ちなみに細かくボディを見れば分かる、微妙なアルミニウム製ボディラインやパネルの湾曲は、最新のハイドロフォーム技術によるものだ。

 さらに注目したいのはアルミニウム製の構造材を、レーシングカー用の接着剤を使用して完成させたメインシャシだろう。このアルミニウム製シャシとボディを、ウッド(ホワイトアッシュ材)によって接合しているのが基本的なエアロ8の構造だ。

 そこには伝統的な車造りの手法を継承するとともに、重量の軽減という技術的な目的が共存していたに違いない。

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