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ニュルのカルーセル、ラグナ・セカのコークスクリューを再現

 ポルシェジャパンは2020年11月24日、ポルシェが世界で展開するスポーツドライビングおよびブランド体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター(PEC)」を2021年夏の後半に、日本で初めて千葉県木更津市に開設すると発表した。

  • ポルシェ「911カレラS」のスキッドパッド走行シーン

 PECはこれまで2008年にシルバーストーン(イギリス)で開設されたのを皮切りに、アトランタ(アメリカ)、ル・マン(フランス)、ライプツィヒ(ドイツ)、ロサンゼルス(アメリカ)、上海(中国)、ホッケンハイム(ドイツ)、フランチャコルタ(イタリア、2021年オープン予定)に開設しており、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京)は世界で9番目のポルシェのブランド体験施設となる。

 PEC東京では周回コースに加え、ポルシェのスポーツカー性能を十分に引き出すさまざまなトラックコンテンツ(ダイナミックエリア、ドリフトコース、キックプレート、オフロードなど)を備え、併設される建物では専属インストラクターによるポルシェの運転理論や技術の本格的なレクチャープログラムがおこなわれる。

 また来場するすべての人にポルシェブランドを体感できるラウンジやレストラン、本格的なレーシングシミュレーターなどを用意。さらに、各種の研修がおこなえるミーティングルームや、コーポレートイベントが開催できるエリアも用意し、様々な企業のビジネスニーズにも対応するという。

 2.1kmの周回距離を持つコースでは、ドイツ・ニュルブルクリンクのカルーセル、アメリカ・ラグナ・セカのコークスクリューなどの有名コーナーを再現したエリアを有する。最大の特長として、これまでのPECが平面的なのに対し、PEC東京は元の地形を活かした唯一の三次元(立体構造)トラックとなり、高低差のある3Dドライビングが体験できる。

 ポルシェジャパン社長のミヒャエル・キルシュ氏は「日本にポルシェ・エクスペリエンスセンターを設立できることに深い喜びを感じています。この千葉県木更津市はとても美しい自然に囲まれた都市で、ポルシェは千葉県および木更津市のコミュニティに対し、貢献できる良き企業市民でありたいと考えます。

 新しい観光スポットを作り、雇用の機会を創出するだけでなく、世界的にも非常に美しいこの千葉の立地においてエキサイティングな試乗体験を提供したいと思っています。既存のお客さまはもちろんのこと、ポルシェオーナー以外のお客様やさまざまな企業のビジネスニーズに対応するこの新しい施設は、どなたにもご利用いただけます。多くの方が集い新しいスポットとして注目されることを願います」とコメントした。

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 2020年11月24日に開催された、PEC開設に関する記者会見には、千葉県知事の森田健作氏と木更津市長の渡辺芳邦氏も出席、千葉県と木更津市、ポルシェジャパンとの覚書の調印をおこなった。

  • 2020年11月24日、ポルシェジャパンと千葉県、木更津市で覚書の調印式がおこなわれた。右から千葉県知事の森田健作氏、ポルシェジャパン社長のミヒャエル・キルシュ氏、木更津市長の渡辺芳邦氏

 森田健作千葉県知事は「130万人の県民を代表して、心より御礼申し上げます。45年前、当時はまだ西ドイツだったんですが、初めてアウトバーンを走ったのを思い出しました。今回は産業や観光の振興で覚書を交わさせていただきました。私どもはこれからもポルシェの皆様方と、木更津にて一生懸命やらさせていただきます」とコメントした。

 渡辺芳邦木更津市長は、「まずはお祝いを申し上げます。今後の地域の活性化を期待しています。木更津を選んで現地の山桜に囲まれた自然豊かな環境を気に入っていただいたと聞きました。ここは都内からも1時間、羽田空港からは30分というアクセスの良さで、幅広い波及効果が期待できます」と話した。

ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京 概要

  • 「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」。周回コースは全長2.1kmある

名称:ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京
住所:木更津市伊豆島字中ノ台1148-1
敷地面積:43ha
事業区域:13ha
トラック:全長2.1km

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