好調だったベントレーの2019年を振り返る

ベントレー・モーターズが、2019年度の販売台数を発表した。それによると中核モデルの「フライングスパー」がほぼ販売されなかったにもかかわらず、前年よりもセールスを伸ばしているようだ。

コンチネンタルGTとベンテイガが世界的に大人気!

 ベントレー・モーターズが、2019年の販売台数を発表し、前年同期比で5%の増加、7年連続で販売台数が1万台を突破した。英国の高級ブランドの代名詞であるベントレーのセールスが好調な理由に迫る。

ベントレーは、2019年に「コンチネンタルGT」と「ベンテイガ」の2車種が主力車種となって販売台数を伸ばした

 ベントレー創業100周年を迎えたメモリアルイヤーとなった2019年度のベントレーの総販売台数は、1万1006台でした。各マーケットでの販売台数は次のとおりだ。

・南北アメリカ大陸:2913台
・欧州:2670台
・中国:1940台
・英国:1492台
・中東:852台
・日本:522台
・韓国:129台
・アジア太平洋:488台

 セールスが好調な理由として、「コンチネンタルGT W12」や「ベンテイガV8」の世界的な供給力の向上が一因として挙げられる。また、コンチネンタルGTには、クーペおよびコンバーチブルの両方にV8エンジンが導入されたことで需要が高まったようだ。

 また、ベントレー初となるSUVとして注目を集めたベンテイガは、これまでの販売記録を塗り替えるほどに需要が高く、新たに設定された「スピード」や「デザインシリーズ」さらにハイブリッドモデルがベンテイガの魅力を高めている。ビスポーク部門であるマリナーからも、3種類のベンテイガの限定モデルをリリースしたが、それもすぐに売り切れるほどの人気であった。

 2019年にもっとも販売されたモデルは、コンチネンタルGTで、2018年度と比較して54%の増加。

 驚くべきは、これまで年間販売台数の20%を占めていた、ベントレーの中核モデルである「フライングスパー」の販売がほとんどおこなわれていなかったにもかかわらず、2019年のセールスが好調だったことだ。

 フライングスパーはモデルチェンジを控えていたために、2019年はほとんど販売されていない。つまり、コンチネンタルGTやベンテイガがいかにセールスを伸ばしたかということだ。

 ベントレー・モーターズの会長兼CEOである、エイドリアン・ホールマークは、次のように述べている。

「2019年はベントレーにとって多くの理由で特別な年でした。ベントレーは、100年にわたる歴史で4度目の年間販売台数1万1000台超を達成しました。さらに、7年連続で1万台を超える実績を残しました。

 この結果は、すべての地域での需要の高まり、コンチネンタルGTコンバーチブルの導入が成功裏におこなわれたこと、さらにこの年5つの主要派生モデルや限定生産モデルの導入によるものです。

 この実績は、ベントレーの収益性の回復を確実にし、当社の再建が成功裏に進んでいることを示しており、2020年、およびこれからの100年に向かうベントレーの可能性を明確に示しています」

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