ルノー「メガーヌ eビジョン」世界初公開! SUV型メガーヌEVは2021年に市販型が登場

仏ルノーは2020年10月15日、ルノー電動化モビリティの未来についてのフォーラム「ルノー・eWay」において、新たな電気自動車(フルEV)「Megane eVision(メガーヌ・eビジョン)」を世界初公開した。

全長は4210mm コンパクトSUVクーペ風デザインを持つEV

 仏ルノーは2020年10月15日、ルノー電動化モビリティの未来についてのフォーラム「ルノー・eWay」において、新たな電気自動車(フルEV)「Megane eVision(メガーヌ・eビジョン)」を世界初公開した。

メガーヌ・eビジョン。2021年にも市販型が登場する計画だという

 ルノーは10年前の2010年、最初のEV「ZOE」を発売した。現在、ZOEや「Twizy」、「Kangoo ZE」「Master ZE」など8つの車種で展開され、ヨーロッパでは30万台以上のルノーEVが走っている。

 またルノーは、2050年までにCO2排出量ゼロを約束している。また2030年までに、2010年と比較してCO2排出量を50%削減することを目指すという。

 そんななか世界初公開されたのが、メガーヌ・eビジョンだ。このモデルは、ルノー・三菱・日産アライアンスで共同開発したモジュールプラットフォーム「CMF-EV」を採用した最初のルノーモデルのピュアEVで、量産モデルは2021年に登場する計画だという。

 この新しいプラットフォームは、フランスと日本ですでに延べ300万kmを超える走行テストがおこなわれており、セダンから大型SUVまで、さまざまなボディタイプに対応し、さまざまなモジュラーバッテリーを垂直、および水平に搭載することが可能になっている。

 CMF-EVプラットフォームの特徴は、フラットなフロアだ。排気系統や機械的なトランスミッションが存在しないため、室内の実用性が向上、広いインテリアスペースを確保できる。

 またモジュール式のため、最大2770mmのホイールベースが可能。これにより、さらに強力なバッテリーを搭載することができ、走行距離を向上させることができる。また4輪駆動用に、リアにモーターを搭載することも可能だ。

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 メガーヌ・eビジョンは全長4210mm×全幅1800mm×全高1505mm、ホイールベースは2700mmというボディサイズ。217ps・300Nmを発生するモーターを搭載し、前輪で駆動する。また車両重量は1650kgと発表されている。

 薄型に設計されたバッテリーの容量は60kWhで、急速充電にも対応する。航続距離は未発表だ。

 メガーヌの名前が冠されているが、世界的に流行している「クーペSUV」のスタイリングを持っている。このデザインは、2020年初頭に発表された「MORPHOZ(モルフォズ)」というコンセプトモデルからインスピレーションとディテールを取り入れている。

 グループ・ルノーのルカ・デメオCEOは「新しいアライアンスによるプラットフォーム『CMF-EV』のおかげで、サイズ、使い勝手、デザイン、エネルギー効率のいままでの常識を破りました。ピュアEVプラットフォームの可能性を最大限に活用して、伝統的なハッチバックをエモーショナルに再定義しました。

 EVのなかでもっとも薄いバッテリーを採用しており、4210mmの全長ながら、Cセグメント相当の広さを備えたメガーヌ・eビジョンは、パッケージングの傑作です。私たちは25年のベストセラーのメガーヌを未来へと導きます。メガーヌ・eビジョンはメガーヌを再定義し、ルノーはルノーを再定義します。まったく新しい世代の革新的な電気自動車が登場するでしょう」とコメントしている。

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