アウディ新型EVスポーツ「e-tron GT」まもなく登場! 2020年末から生産開始

独アウディは2020年10月8日、アウディの新型4ドアクーペボディのEVスポーツカー「e-tron GT(イートロンGT)」の生産を、ドイツ・ネッカーズルムにあるアウディの工場で2020年末から生産を開始することを発表した。

アウディ版のポルシェ「タイカン」は4ドアGTクーペEV

 独アウディは2020年10月8日、アウディの新型4ドアクーペボディのEVスポーツカー「e-tron GT(イートロンGT)」の生産を、ドイツ・ネッカーズルムにあるアウディの工場で2020年末から生産を開始することを発表した。

2018年に登場したアウディ「e-tron GTコンセプト」。市販車もほぼこのデザインで登場するという

 e-tron GTは、アウディブランド初となる、ドイツで製造されるピュアEV。2020年末からネッカーズルム工場にあるベリンジャー・ホ-フェの生産ラインからロールオフを開始する。ここではアウディのスーパーカー「R8」が製造されているが、R8とe-tron GTは異なる技術コンセプトにもかかわらず、同じ組立ラインで製造されるという。

 e-tron GTのボディの大部分は、超高張力鋼板とアルミニウムで構成されている。これを生産するために、熟練した職人技と自動化された生産技術の可能性を最大限に組み合わせたボディショップが作られたという。10台のロボットを使い、内側と外側のサイドパネルを取り付け、各ボディが2回通過する革新的な組立ラインを構成する。

 ボディ組立ラインの最後は経験豊富な作業員により職人技でアドオンパーツを取り付け、完成したボディの仕上げを確認する。

 プロダクションヘッドのウォルフガング・シャンツ氏は「R8とe-tron GTの統合により、ベリンジャー・ホ-フェでは職人技とスマートファクトリーテクノロジーのユニークな組み合わせが実現しています」とコメント。

 続けて「私は私たちのチームの情熱と精神を特に誇りに思っています」と語った。

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 e-tron GTは、ポルシェ「タイカン」と共通のパワートレインを持つ4ドアのEVグランドツーリングカー。

 2018年のLAモーターショーで「e-tron GTコンセプト」として発表されたモデルで、アウディの高性能車部門であるアウディ・スポーツが開発を担当した。

 前後にモーターを搭載した4WD「クワトロ」モデルで、トータルの最大出力は590hpを発生。0-100km/h加速は約3.5秒、0-200km/hは12秒、最高速度は240km/h(リミッター)と発表されている。

 満充電での航続可能距離はWLTPモードで約400km。タイカンと同様、800Vシステム対応しており、充電時間が従来よりも大幅に短縮されるという。

 ボディサイズは全長4960mm×全幅1960mm×全高1380mm。市販バージョンもほぼ同じスペックで登場する可能性が高い。

 2020年11月18日から開催される予定だったLAモーターショー2020年で世界初公開される予定だったが、新型コロナ禍によりLAショーは2021年5月に延期。おそらくe-tron GTのお披露目は、オンライン発表会でおこなわれることになると思われる。

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