全長4.5mのVW純正キャンピングカー!「キャディ・カリフォルニア」世界初公開

独フォルクスワーゲン商用車部門は2020年9月12日、新型となる「キャディ・カリフォルニア」を世界初公開、オンラインでバーチャル体験できるサイトをオープンした。

コンパクトなミニバンVW「キャディ」ベースの純正キャンパー仕様

 独フォルクスワーゲン(VW)商用車部門は2020年9月2日、新型となる「キャディ・カリフォルニア」を世界初公開した。

VW「キャディ・カリフォルニア」

 キャディ・カリフォルニアは、5世代目となる新型「キャディ」をベースにしたVW純正のキャンピングカーで、VWの「MQB」を採用した初のキャンパーとなる。2種類のボディがあり、全長4501mmのモデルは2020年内にドイツほか欧州で発売予定、全長4853mmとホイールベースが長いロングバージョンは2021年に発売される予定となる。

 室内のベッドは1980mm×1070mmと非常に大きなサイズだが、折りたたむと長さが3分の1になり、トランクルームの上にコンパクトに収まる。以前のモデルでは2列目シートはベッドの構造の一部だったが、新型はそのような構造ではないため、旅行の前に2列目シートを簡単に取り外すことも可能になっている。

 オプションのミニキッチンは、ベッド下の左のカーゴスペースにヒンジで固定されており、ハッチを開けるとリアに引き出すことができる。ハッチは調理中に雨から守る屋根の役割にもなる。キッチンを車両後方から利用することで、立ったまま調理することが可能となっている。

 上部にはシングルのガスコンロがあり、風よけと棚が付いている。下部の引き出し部には、カトラリートレイと、調理器具や食料を収納できるスペースが有る。またキッチンの後部にはガスボトル(約1.85kg)を入れるためのロックボックスが組み込まれている。ミニキッチンを搭載したキャディ・カリフォルニアは、モーターホームとしての型式認定も受けている。

VW「キャディ・カリフォルニア」のミニキッチン

 またオプションでモジュラーテントシステムを用意。これは単体でも使用できるテントシステムで、スリーピングキャビンを追加してテントを拡張することもできる。リビングスペースのサイズを大きくすることで、この場合はキャディ・カリフォルニアに2人、テントに2人の合計4人が寝ることが可能だ。

 キャディ・カリフォルニアにはオプションで大型パノラマサンルーフも装着できる。ガラスルーフは1.4平方メートルと広大なもの。またカーテンもさらに完成度を高めている。フロントサイドウインドーとリアウインドーはマグネットで固定、フロントガラスとパノラミックサンルーフには、マグネットに加えてさらにファスナーで固定する。

 搭載エンジンは新型のTDI(ディーゼルターボ)で、発売時には75psと122psのふたつのバージョンを用意する。

 空気抵抗係数(Cd値)は0.30と、先代の0.33を上回っており、このジャンルのクルマの新たなベンチマークとなっている。駆動方式はFFのほか、4MOTION(4WD)も用意される。

Gallery:これ欲しい! VW純正キャンパー「キャディ・カリフォルニア」を画像でチェック(10枚)