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アウディ新型「Q2」発表 世界中で人気のコンパクトSUVがアップデート!

よりワイド&ローなエクステリアに変更

 独アウディは2020年9月1日、改良新型「Q2」を発表した。

  • アウディ改良新型「Q2」

 アウディQ2は2016年に登場したコンパクトSUVで、世界中で大きな成功を収めている。今回Q2にアップデートが施されている。

 エクステリアでは、フロントとショルダーラインの特徴となっている多角形のモチーフをリアエンドにも適用した。バンパーには大きな五角形が組み込まれたディフューザーインサートが一体化されている。

 フロントデザインも変更され、ヘッドライト下の表面処理がより印象的なものになっている。八角形のシングルフレームグリルの位置はわずかに下げられ、フロントセクションの幅の広さが強調されている。またインサートにも多角形のモチーフが採用される。

 またLEDヘッドライトが標準装備され、オプションでマトリクスLEDヘッドライトの選択が可能になった。ヘッドライトモジュールに取り付けられた7個のLEDは、インテリジェントに制御されたハイビームを生成する。

 MMIナビゲーションプラスには、高速データ通信用のLTEモジュールと、乗員のモバイル機器を接続することができるWi-Fiホットスポット機能が含まれている。

 今回、「Audi connectエマージェンシーコール&サービス」および「Audi connectリモート&コントロール」サービスが新たに追加された。これにより、ユーザーはリモートで車両をロックしたり、燃料の残量や走行可能距離を確認したりすることが可能になった。ユーザーは、無料のmyAudiアプリをスマートフォンにインストールすることによって、これらの機能を利用することができる。

 搭載エンジンは3種類のTFSIと2種類のTDIの計5種類。まずドイツ本国で発売される「1.5TFSI」は150ps・250Nmを発生するもので、低負荷および低回転域ではシリンダーオンデマンド(COD)機能で2番と3番シリンダーを一時的に休止することで、NEDCサイクルでの燃料消費量はわずか5.4Lから5.1L/100km(約18.5km/Lから19.6km/l)と優れる。CO2排出量は124gから116g/kmになる。

 別のTDIおよびTFSIエンジンは2020年末までに追加される予定だ。組み合わされるトランスミッションは7速Sトロニックが標準装備となる。

 ステアリング操舵角が増加するにつれてダイレクトなギアレシオに変化する「プログレッシブステアリング」も標準装備される。さらにオプションで10mm車高が低くなるスポーツサスペンション、またダンパーコントロール付きサスペンションも用意する。

 改良新型Q2には、上位モデルと同等のドライバーアシストシステムも搭載する。標準装備されるアウディプレセンスフロントシステムは、レーダーを使用して車両前方を監視し、事故を回避したり、事故の程度を軽減したりするもの。車線逸脱警報も標準装備している。

 ドライバーがステアリングホイールを握っているかどうかを検知するため、ステアリングホイールには静電容量式のタッチセンサーが組み込まれている。

 またアダプティブクルーズアシストは、すべての速度範囲で作動する。カメラベースの道路標識認識機能と組み合わせると、たとえば速度制限といった標識を認識すると、車両が自動的に減速。制限速度が解除されると、車両は再び加速する。

 日本市場への導入は2021年前半を予定している。車両価格は未定だ。

Nextどう変わった? アウディ改良新型「Q2」を動画でチェック!
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