新発想電気駆動システムを、ベントレーが開発!! 初搭載はハイボード・セダンか!?

ベントレー・モーターズが、レアアースと同巻線を使わない電気駆動システムを開発。まだ詳しいことはわからないが、2026年までに完全なBEVとしてのパワートレインを供給すると発表した。

ベントレーから2026年に革新的BEV登場!?

 2020年8月5日、ベントレー・モーターズは、レアアース(希土類磁石)と同巻線のいずれをも必要としない電気駆動システムを開発したと発表した。

●初BEVは、中国向けハイボード・セダンか?

ベントレー・モーターズが開発した、レアアースと同巻線を使わない電気駆動システム

 ベントレーを中心とした「OCTOPAS」と名付けられたプロジェクトは、次に挙げる優秀なパートナーとともに、ここ3年ほど進められてきた。

●アドバンスド・エレクトリック・マシーンズ(モーター製造、およびシステムアッセンブリ)。
●アドバンスド・エレクトリック・マシーンズ・リサーチ(モーター、トランスミッション設計)。
●ザ・シンキングポッド・イノベーションズ&ノッティンガム大学(パワーエレクトロニクスの最適化等)。
●ザ・インスティテュート・オブ・アドバンスド・オートモーティブ・プロパルション・システムズ・アット・ユニバーシティ・オブ・バース(総合システム分析と概念実証検証テスト)。
●ヒエタ・テクノロジーズ(熱管理のためのコンポーネント設計および製造)。
●FDシムズ(次世代ワイヤ技術開発)。
●タルガ・テクノロジーズ(次世代巻曲技術向けの2D材料開発)。
●ダイアモンド・ライト・ソース・ハートリー・センター(測定ためのX線設備へのアクセス提供)。
●ハーツリーセンター(高度なシステムテストと共同シミュレーションツールキット開発)。

 ベントレーは持続可能なラグジュアリー・モビリティをリードし、2026年までに最初の完全なBEVを導入すると発表しており、OCTOPASとネーミングされたプロジェクトの最初の作となるのが、この電気駆動システムなのだ。

 OCTOPASは、この最先端のエレクトリック・モーター、パワーエレクトロニクス、パッケージング・トランスミッションを導入したうえで、さらに次世代材料、製造プロセス、シミュレーション、テストサイクルを追加し、2026年までに独自のレベルと革新的なパフォーマンスを備えた完全なBEVとしてのパワートレインを提供するという。

 はたして我々が見る最初のベントレー製BEVはどのようなプロダクトなのだろか。初のPHEVと同様に、おそらくは次世代に進化しているSUVの「ベンテイガ」なのか。あるいは中国市場に投入されると噂される、ハイボード・セダン(フロア面の高いセダン)だろうか。

 いずれにしてもベントレーが、これまで収めた成功を背景に、ラグジュアリー・セグメントのなかで、技術革新のトップを走ろうとしていることは事実なようだ。

Gallery:【画像】ベントレー初のBEVは、やなり「ベンテイガ」か?(8枚)