「ラリック・エレガンス」展 7月8日まで横浜のそごう美術館で開催

横浜市にあるそごう美術館では、2020年6月10日から7月8日まで「ラリック・エレガンス」展を開催している。

アール・デコを代表するガラス工芸家、ラリックの世界観

 横浜市にあるそごう美術館では、2020年6月10日から7月8日まで「ラリック・エレガンス」展を開催している。

蓋物《二人のシレーヌ》1921年

 洗練された造形から、日本でも多くのファンを持つジュエリー作家、アール・デコを代表するガラス工芸家として名高いフランスのルネ・ラリック(1860-1945)。

 ラリックは、はじめパリの装飾美術学校で宝飾工芸を学びバンドーム広場にアトリエを構え、カルティエなどのブランドに卸し、女優サラ・ベルナールも有力な顧客でアール・ヌーヴォーの宝飾デザイナーとして大変な人気を集めた。

 1900年パリ万国博覧会で大きく注目を集め、20世紀に入るとコティ社の香水瓶などの製造を足がかりにガラス工芸家としての道を歩み始める。

 現在も続くラリック社の設立もこの頃になる。1925年パリの現代装飾美術産業美術博覧会(通称アール・デコ博覧会)にパヴィリオンを出展し、その前に設置されたガラスの噴水は人々驚かせ、工芸から建築にまでガラスの可能性をひろげ、まさにアール・デコを牽引する存在として名を轟かせた。

 日本との関係も深く、1932年に旧皇族の朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)のガラス製レリーフなども手がけている。

 この展覧会では、ラリック生誕160周年を記念して、さまざまな事業を展開しているユニマットグループが所蔵するラリック・コレクションから、アール・ヌーヴォー期の貴重なジュエリー作品をはじめアール・デコの魅惑のガラス作品など代表作を含めて約200点を一堂に展覧、あらためて振り返る。

 フランス伝統の「エレガンス」の精神を日常品にまで具現したラリックの世界観を紹介する。

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開催概要

タイトル:「ラリック・エレガンス」宝飾とガラスのモダニティ ユニマットコレクション
会場:そごう美術館(そごう横浜店6階)
住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階
会期:2020年6月10日(水)から7月8日(水)
開館時間:10:00から20:00(そごう横浜店の営業時間に準じる)
入場料:一般1200円(1000円)、大学・高校生800円(600円)、中学生以下無料

※ミレニアム/クラブ・オンカード、セブンカード・プラス、セブンカードのいずれかを持っている場合はカード提示で( )内の料金で入館可能
※障がい者手帳各種を持っている場合、および同伴者1名は無料で入館可能

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