選ぶならアルファ顔? それともジャガー顔? 誰でもレーサーになれるVITA−01とは?

2010年に鈴鹿クラブマンレースからスタートした新カテゴリー「VITA−01」は、今年10周年。いまやスプリントレースや耐久レースなどに広がりを見せるVITA−01は、プロのレーサーだけでなく、ジェントルマンレーサーやドライビングテクニックを磨きたいスーパーカーオーナーなど、幅広い人達に支持されている。VITA−01の魅力をプロレーサーである富田竜一郎氏に解説してもらおう。

モータースポーツの扉を、VITA-01で開いてみよう!

 WEST RACING CARSは、1973年に開業したレーシングコンストラクターだ。1991年に日産モータースポーツがワンメイクレースとして開催した「ザウルス・ジュニア・カップレース」を記憶している方も多いだろう。

 WEST RACING CARSは、その「ザウルス・ジュニア」を生産していたコンストラクターだ。

大型のメーンロールバーと全方向にバンパーを装備することで安全性も確保されている

 現代のスーパーカーは、誰もが気軽に運転できるようになった反面、ドライバーのスキルアップは難しい。ドライビングテクニックを磨くうちに、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどのワンメイクのジェントルマンレースに参戦する人もいるが、そこまで本格的ではなくとも、サーキットで自在に自分のクルマを操れるだけのスキルを磨きたいと考えている人は多い。

 カートで練習するよりも本格的なサーキットでレーシングドライバーさながらの経験を積みたい、もしくはリアルなモータースポーツを体験したいと思っている人にとって、VITA-01はうってつけのマシンだ。

 クルマをサーキット用に仕立てるのも実は非常にコストがかかり、メンテナンスなどのコストも高くつくものだ。

 その点、VITA-01は、コスト低減を徹底的に追求して開発されている。車両価格は、新品のエンジン&トランスミッションを搭載したもので376万2000円(消費税込、以下同)、中古のエンジン&トランスミッションを搭載したもので314万6000円だ(ただし、タイヤ・ホイールレス)。

 エンジンはヴィッツRSの直列4気筒エンジンで、トランスミッションもヴィッツRSの5速MTとなる。

 シャシは大径パイプを使った高剛性セミモノコック+スペースフレームを採用し、大型のメーンロールバーと全方向にバンパーを装備することで安全性も確保されている。

 ブレーキは4輪とも4ポッドアルミキャリパーを採用し、Φ280mmのベンチレーテッドディスクなので、530kgの車重のVITA−01には十分過ぎるスペックだ。

 現在、フロントカウルは3タイプのフェイスから選ぶことができ、ボディカラーは基本のホワイトに、オプションでブラック/レッド/ブルー/イエローを選択することも可能だ(オプション価格:6万6000円)。最終的なカラーリングモディファイを考慮してボディカラーをチョイスするのがオススメだ。

 現在、VITA−01で開催されるワンメイクレースは、鈴鹿サーキット/ツインリンクもてぎ/富士スピードウェイ/岡山国際サーキット/十勝スピードウェイ/オートポリスの各サーキットでシリーズ戦としておこなわれている。

 また「VITA トロフィー・カップ」は、ツインリンクもてぎと筑波サーキットで3戦ずつの計6戦でおこなわれている。

 VITA−01でドライビングスキルをアップした先には、こうしたレースに参戦して、モータースポーツをリアルに経験することも可能だ。

 VITA−01に興味が湧いたなら、まずは鈴鹿サーキット南コースで定期的に開催される体験試乗会に参加してみてはいかがだろうか。

Gallery:【画像】モータースポーツを気軽に楽しむVITA−01って、なんだ?(25枚)