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激レア!! 限定9台のアルファ ロメオ「TZ3ストラダーレ・ザガート」が赤丸急上昇中!

アルファ ロメオ創業100周年記念限定9台の激レアモデル

 コロナ・ウイルスによる世界的な混乱も一息ついたのか、世界のオークション・シーンも、再びそのビジネスを再開する傾向にあるようだ。

 2020年は残念ながら、毎年夏に開催されるモントレー・ウィークのプログラムが、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスを始め、ほとんど中止されてしまったため、オークションのファンとしては寂しい夏になってしまうのは残念だが、メジャー・カンパニーの多くは、早くも秋から冬にかけてのオークションを企画。素晴らしい内容で期待を高めている。

  • アルファ ロメオ100周年記念として9台のみ製作された「TZ3ストラダーレ・ザガート」(C)2019 Courtesy of RM Sotheby's

 そのなかでもまず注目したいのは、RMサザビーズが、10月22日から24日までの3日間にかけて、アメリカのジョージア州エルクハートで開催する、「ザ・エルクハート・コレクション」だ。

 このオークションも、一度はキャンセルされ、新たな日程での再開催となったものだが、ペブルビーチ・オークションなどとは異なり、見逃すと二度とそれを見るチャンスはないオークションだ。

 なぜならこのイベントは、エルクハートにある、自動車やモーターサイクルのコレクション、エルクハート・ミュージアムの収蔵物を一気にオークションで販売してしまおうという圧倒的な規模を誇るイベントだからだ。

 参考までに、自動車やモーターサイクルはトータルで240台ほど。そのほかにオートモービリア(自動車関連の蒐集物)も、同数近くはオークションにかけられる予定だ。

 実際に見るザ・エルクハート・コレクションのカタログは、本当に見飽きることがない。気分としては全車を紹介したいところなのだが、ここではそのなかでも特に興味を引かれた一台を紹介しよう。

 2010年式のアルファロメオ「TZ3ストラダーレ・ザガート」がそれだ。わずか9台という限定生産台数で、TZ3ストラダーレ・ザガートは2010年に生産を開始した。

 このモデルは、アルファロメオとカロッツェリア・ザガートのコラボレーションによるモデルで、そもそもの目的はアルファロメオの創業100周年を祝うためのレースカー、「TZ3コルサ」のストラダーレ(ロードカー)を9台のみ生産しようというアイデアから始まっている。

Nextなんと、ベースはダッジ・バイパーだった!
Gallery 【画像】ザガートとのコラボで実現したアルファ ロメオ「Z3ストラダーレ」の全容とは?(34枚)
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