ダイハツ工業(株)は、軽商用車「ハイゼット カーゴ」をマイナーチェンジし、2017年11月13日に発売しました。「ハイゼット カーゴ」は1960年に1代目が発売され、現在のモデルは10代目となります。
今回のマイナーチェンジでは、ステレオカメラを用いた衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を採用し、軽商用車としては初となる、歩行者も認識し作動する衝突回避支援ブレーキやオートハイビームなどを搭載したことで、高い安全性能を実現しました。
エクステリアは、安定感のあるフロントマスクへ変更するとともに、フロントバンパー左右には着脱可能なコーナーピースを設定し、傷ついた場合の修理費用・交換作業を低減できる構造を実現。インテリアはインパネ・シートを刷新し、ブラック基調へと変更、多彩な収納スペースを確保することで使い勝手を向上しています。
インテリアはスイッチ類を運転席まわりに集中配置し扱いやすさを向上し、インストルメントパネルのコンパクト化による広々室内に加え、シートスライド量の増加により、小柄な方から大柄な方まで快適な室内を実現。タイヤハウスの小型化により、広々とした足元スペースを確保し、低いフロアや大きなドア開口部などにより高い乗降性を実現しています。
エンジンは、よく使う低・中速回転での力強さを重視したロングストロークと、回転域に応じてバルブ開閉のタイミングを最適にし、燃焼効率を高めるDVVT機構を採用したTOPAZ NEO(トパーズネオ)〉エンジンを使用しています。