トヨタが新型「カローラパトカー」初公開! ド派手カラー&車高アップのオフロード仕様を英で発表!

英国トヨタは、新型「カローラコマーシャル」をベースにした「カローラパトロールカー」(以下、カローラパトカー)を世界初公開しました。

トヨタ新型「カローラパトカー」初公開!

 2021年11月18日にトヨタの英国法人(英国トヨタ)は、新型「カローラコマーシャル」をベースにした「カローラパトロールカー」(以下、カローラパトカー)を初公開しました。

これはカッコイイ! トヨタの英国工場と地元警察が協力して開発した「カローラパトカー」
これはカッコイイ! トヨタの英国工場と地元警察が協力して開発した「カローラパトカー」

 カローラパトカーのベースとなるのは、欧州市場で2019年9月23日に世界初公開された「カローラツーリングスポーツ(日本名:カローラツーリング)」のクロスオーバーモデルとなる「カローラトレック」(ハイブリッド車)です。

 特徴として、後席と荷室の間に格子状の金属製パーテーション(以下金網)を取り付けることで荷室を拡大しました。

 今回のカローラパトカーに関して、英国のトヨタ工場となる「トヨタ・マニュファクチャリング・UK」(TMUK)が以前から地元ダービーシャー州の警察との関係が深かったこともあり、開発に至ったといいます。

 パトカーは、365日24時間体制のサービスが要求され、過酷な用途で使用されることが想定されます。

 そうしたなかで、英国トヨタは警察と協力して、新型カローラコマーシャルを信頼性の高いパトカーに仕立てました。

 パトカー仕様として、TMUKはカローラツーリングスポーツの特別仕様車である「カローラトレック」に、ラフロード・パックを装着して車高を上げました。

 また、ボディやホイールアーチへのダメージを軽減するパーツを装着。さらに、衛星ナビゲーション、パーキングセンサー、荷台のドッグガード、フルサイズのスペアを含むスチールホイールなども搭載されています。

 これらにより、パトカーがスピードハンプや高い縁石を走行する際に受けるダメージなどの課題をクリアすることが可能です。

 なお、完成したカローラパトカーは、警察による走行テストで評価され、TMUKは今後も車両のメンテナンスをおこない、性能データやユーザーからのフィードバックを得て改良していくとしています。

 カローラパトカーについて、ダービーシャー州警察のテリー・ヒッチコック氏は次のように述べています。

「ダービーシャー州警察は、地元で製造されたこの特注品を運用する機会を得たことに感謝しています。

 このクルマは南ダービーシャー州での業務に使用される予定で、世の中が従来のディーゼル車やガソリン車から脱却しつつあるなかで、ハイブリッド車がどのようなパワーを発揮されるのかを楽しみにしています」

 また、TMUKのマネージング・ディレクターであるリチャード・ケンワージー氏は次のように述べています。

「ダービーシャー州警察の要求に応えることのできる車両の提供を求められたときには、喜んで検討しました。

 TMUKは、トヨタと協力しながら官民双方の顧客のニーズを満たすために、提供できる追加の製品やサービスを継続的に調査・開発しています」

※ ※ ※

 日本でも特別なパトカーとして、トヨタ「カムリ」や「マークX」をチューニングした仕様が覆面パトカーなどで活躍しています。

 また、ほかの国々でもさまざまな自動車メーカーが地元警察に向けたパトカーを開発しており、活躍しているようです。

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