三菱が「エクスパンダークロス」も改良！ どう進化した？

　三菱のインドネシア法人は、新型MPV（日本でいうミニバン）「エクスパンダークロス」を2021年11月8日に発表しました。

　東南アジアを中心に展開され、同日に改良を受けた「エクスパンダー」をよりSUVらしい内外装にしたモデルとなりますが、新型エクスパンダークロスはどんな特徴があるのでしょうか。　

　エクスパンダークロスは、2019年11月12日にシリーズ最上位モデルとして追加されました。

　バンパー下部の専用スキッドプレートやブラックのホイールアーチモールディング、ルーフレール、リヤウインドウ下のテールゲートフィニッシャー（グロスブラック）といった専用装備が追加され、SUVらしさを強調しています。

　今回発表された新型エクスパンダークロスは、内装に水平基調の新インパネデザインを取り入れたほか、ステアリングホイールも新しくなっています。内装色は、ネイビーとブラックを基調にコーディネートされました。

　なお、前述した新型エクスパンダーは、T字に光る新デザインのヘッドライトの採用をはじめ、フロント／リアのデザインが刷新されています。

　一方新型エクスパンダークロスにはフロント／リアの新デザインは適応されず、フロントグリルにブラックメタリック色を採用するといった小変更に留まります。

　新型エクスパンダークロスに搭載されるエンジンは1.5リッターガソリンで、トランスミッションはCVTと5速MTのいずれかが組み合わされます。

　5速MTは改良前から継続採用されますが、2ペダルモデルに関しては、改良前の4速ATから高効率のCVTに刷新されました。

　また電動パーキングブレーキやブレーキオートホールドといった便利な機能も採用されたということです。