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TOYOTA GAZOO Racing、2024年全日本ラリー選手権にて「若手ドライバー育成カテゴリー」を新設

くるまのニュース編集部:金子高志

「TOYOTA GAZOO Racing若手育成カテゴリー」を新設

 2023年9月8日にTOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、全日本ラリー選手権内のJN2クラスのサブカテゴリーとして「TOYOTA GAZOO Racing若手育成カテゴリー(仮称)※ 」を新たに設置し、参加エントラントを募集することを発表しました。

 これは、FIA世界ラリー選手権(WRC)で活躍できる日本人若手ドライバーの発掘・育成を目的とするものだと言います。

 TGRは、モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりとサステナブルなモータースポーツ業界の実現を目指して活動を続けています。

 この取り組みの一環として、世界のラリーシーンで活躍できる次世代の日本人ラリードライバーの発掘と育成を目的に、2024年シーズンより当カテゴリーを立ち上げると言います。

 現在、TGRの若手日本人ドライバーはWRC参戦中の勝田貴元選手をはじめ、2022年より大竹直生選手、小暮ひかる選手、山本雄紀選手の3名がWRCチャレンジプログラムに加わり、欧州のラリーに参戦しトレーニングを行っています。

 ドライバーの参加資格は25歳以下とし、「GRヤリス(1.6リッターターボエンジン+GR-FOUR搭載車)」を用いて競技に参戦。

 参戦者には同カテゴリーのシリーズポイントを付与し、各戦の賞典贈呈を実施。年間成績優秀者にはフィンランドでの走行チャンスが与えられます。

 TGRは今回の取り組みについて、次のように説明しています。

「このカテゴリーを通して、さらに多くの日本人ドライバーが世界に羽ばたくことを目指すと共に、若手ドライバーが戦い、成長する姿をファンの皆様へ発信していきます。

 将来、世界のラリーフィールドでの活躍を夢見る若手ドライバーの皆様の参戦をお待ちしております」

※ ※ ※

 なお、車両規定や競技規則、参戦にかかる費用などの詳細につきましては改めて公表される予定です。

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