ダイハツが2023年もラリーに本気! 来年のモータースポーツ競技参戦を発表
ダイハツは2022年11月25日、2022年に14年ぶりに再開したモータースポーツ活動を2023年も継続していくと発表しました。
モータースポーツに積極参戦し量産車のクルマづくりに活かす
2022年では、14年ぶりにモータースポーツ活動を再開したダイハツは、「D-SPORT」ブランドなどのアクセサリーを展開するSPKとともに、2023年もモータースポーツ活動を継続していく方針であると2022年11月25日に発表しました。
ダイハツとSPKは、モータースポーツを基点とした「もっといいクルマづくり」と、モータースポーツの裾野を広げる活動を通じたファンづくりに取り組んでいくことを明らかにしています。
両社は、2022年11月10日から13日まで愛知県と岐阜県の両県で開催されたFIA世界ラリー選手権(WRC)日本大会「ラリージャパン」において、「D-SPORT Racing Team」として「コペン GRスポーツ」で参加、JRCar3クラス優勝という成績を残しました。
軽自動車がWRCの正式リザルトに記載されるのは1993年のサファリラリー以来、史上2回目であり、ターマック(舗装路)ラリーでは史上初のことだといいます。
今後はこの「D-SPORT Racing Team」の活動支援を通じ、モータースポーツ競技における高負荷環境での使用、短期スパンでの改善活動などにより、車両全体を見ることができる人材育成と競技で培った技術を量産車両へとフィードバックしていくと説明します。
さらに、エントリーカークラスでも気軽にモータースポーツを楽しめるイベントの開催を検討していく方針です。
2023年シーズンはまずTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジに全戦参戦予定で、全日本ラリー選手権やWRCなどの参戦も検討していると公表しています。