最年少WRC王者「カッレ・ロバンペラ」選手のドリフトを生で見られる!「フォーミュラドリフトジャパン」今季最終戦の第6戦に参戦決定!
「フォーミュラドリフトジャパン」の今季最終戦である第6戦に、2022年FIAラリー選手権(WRC)王者のカッレ・ロバンペラ選手が参戦することが発表されました。
最終戦は岡山国際サーキット 生でWRC王者の走りを目に焼付けるチャンス
日本発祥のモータースポーツであるドリフトの競技大会のひとつ、「フォーミュラドリフトジャパン」の今季最終戦となる第6戦に、2022年FIAラリー選手権(WRC)王者のカッレ・ロバンペラ選手が参戦することが発表されました。
第6戦は2023年10月7日~8日に岡山国際サーキット(岡山県)で開催予定。ロバンペラ選手は今年5月、同大会初出場ながら初優勝した第2戦に続く参戦となります。
往年のWRCドライバーであるハリ・ロバンペラ氏を父に持つカッレ・ロバンペラ選手はフィンランド出身。弱冠22歳ながら昨シーズンのWRCで6勝を挙げ、史上最年少のワールドチャンピオンに輝いたすご腕ドライバーです。幼少期からラリーマシンに触れ、8歳までにドリフト走行をマスターするほど上達し、昨年はドリフトマスターズ・ヨーロッパ選手権にもスポット参戦しました。
そして、2023年5月に福島県のエビスサーキット西コースを舞台に開催されたフォーミュラドリフトジャパンの第2戦にスポット参戦し、初参戦ながら単走と追走の両方で優勝を飾る完全勝利を成し遂げたのでした。
10月7日~8日に岡山国際サーキットで開催されるフォーミュラドリフトジャパン第6戦には、第2戦のときと同じく、「KR69 CUSCO Racing」から「Red Bull GR COROLLA(GRカローラ)」で参戦します。
このGRカローラはロバンペラ選手のために特別に仕立てられたモデルとなっており、チーム名にもなっているクスコのほか、レッドブルやトヨタ、そしてHKS、横浜ゴムが協力して作り上げたもので、心臓部であるエンジンには1.6L 3気筒ターボエンジンではなく、ドリフト競技でおなじみとなった直列6気筒の「2JZ-GTE」エンジンを搭載しています。
HKSが供給するパワーユニットは、排気量を3.4Lにアップし1000馬力以上の出力を実現する「2JZ-GTE 3.4L KIT」、純正比約1.6倍の電圧にパワーアップし効率の良い点火を行なう「SUPER FIRE RACING COIL PRO」、ボールベアリングを採用し、950馬力以上の風量を発生可能な「GT7095_BBタービン」、そしてその他のパワーユニットパーツも供給しています。
ドライブトレインも4WDからFRに変更するなど大掛かりな変更が加えられ、足元には横浜ゴムのストリート向けハイグリップタイヤ「ADVAN NEOVA AD09」とスポーツ系鍛造アルミホイールの「ADVAN Racing GT BEYOND」を組み合わせて戦闘力の高いドリフトマシンへと変貌させているのです。
戦闘力の高いマシンに乗ったからといって、必ず好成績が残せるというワケではない点もドリフト競技の魅力のひとつですが、第2戦で圧倒的勝利を飾ったロバンペラ選手だけに、第6戦での活躍も期待できそうです。
「フォーミュラドリフトジャパン」の最終戦となる第6戦の前売りチケットは、8月28日から各プレイガイドなどですでに販売を開始しています。また、現地へ行けない場合でも、現地の映像を視聴できるライブストリームが配信されるので、大迫力の「フォーミュラドリフトジャパン」最終戦を自宅などで楽しむことも可能です。
しかし、モータースポーツは現地で味わえる音、匂い、雰囲気こそ醍醐味(だいごみ)というもの。ロバンペラ選手も「10月7日~8日、フォーミュラドリフトジャパン第6戦は岡山国際サーキットでお会いしましょう」とメッセージを送っているので、興味のある人はチケットを購入し、生でWRC王者の走りを目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。
大会概要
■2023 MOTOR GAMES 岡山
[FORMULA DRIFT JAPAN(フォーミュラドリフトジャパン) Round.6 / FDJ2 Round.6 / FMX SHOWCASE]
日程:2023年10月7日~8日
場所:岡山国際サーキット(岡山県)