トヨタ「GRカローラ」が名所の“急坂”を激走!? NASA選手権のペースカーに採用
トヨタの「GRカローラ」が、2022年全米オートスポーツ協会(NASA)選手権の公式ペースカーに採用されました。レースカーを従えラグナ・セカのコークスクリューを駆け抜けます。
9月開催のNASA選手権に登場
トヨタの北米法人は2022年8月25日、「GRカローラ」が2022年、全米オートスポーツ協会(NASA)選手権の公式ペースカーに採用されたと発表しました。
2023年モデルのGRカローラは、最高出力300ps、最大トルク370Nmの1.6リッター3気筒ターボエンジンを搭載し、トヨタがラリー用に開発したGR-Four全輪駆動(AWD)ドライブトレインを組み合わています。GR-Fourは、前後輪へのパワー配分を60-40、50-50、30-70から選択できるシステムです。
NASA全米選手権は9月15日から18日まで、米国カリフォルニア州モンテレー郡にあるウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで開催されます。
このラグナ・セカは、自然の地形に合わせた11ターン、1周3602mからなるサーキットです。わずか140mほどのコーナー連続区間を18mも降下しながら駆け抜けていく「コークスクリュー」の区間が名所として知られています。
GRカローラはトヨタのモータースポーツや耐久レースでおなじみの赤・白・黒のカラーリングを採用し、このコースで決勝を含むすべてのレースにおいてペースカーを担当する予定です。