トヨタ新型「極速SUV」登場! ヤリスクロスをガッチリ強化した最もお買い得なGRスポーツモデルとは
2022年7月19日、TOYOTA GAZOO Racingはトヨタ「ヤリスクロス GR SPORT」を発表しました。パワートレインまでしっかり強化されたスポーツモデルだといいます。どのようなクルマなのでしょうか。
現行GR SPORTの中で最もお買い得? 「ヤリスクロス GR SPORT」がデビュー
2022年7月19日、TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)はトヨタ「ヤリスクロス GR SPORT」を発表しました。
どのようなクルマなのでしょうか。
「ヤリスクロス」は、「ヤリス」同様コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用した、ヤリスシリーズならではの「軽快な走り」「先進の安全・安心技術」「低燃費」を受けついだ都市型コンパクトSUVとして、2020年8月に登場しました。
今回発表されたヤリスクロス GR SPORTは、TGRが展開するスポーツカーシリーズ「GR」が目指す“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”で培った知見を活用し、ボディ剛性の強化や足回りのチューニング、パワートレーンの改良により走行性能の向上を実現したモデル。
ヤリスクロスの持つ上質かつスポーティなスタイリングと、SUVならではのユーティリティをそのままに、市街地からワインディングまで意のままに操れるクルマとして、実用性とスポーティな走行を両立させています。
ヤリスクロス GR SPORTの開発には、WRC(FIA World Rally Championship)で勝つために開発された「GRヤリス」の開発ドライバーも携わり、細部の部品にまで改良を加え、操縦安定性や応答性を向上するなど、「GR」の走りの味を「GR SPORT」でも継承することを目指しています。
専用剛性アップパーツとして、フロア下とロアバックにブレースを追加。操縦安定性の向上とフラットな乗り心地に寄与しています。
運動性能向上のため車高を10mm下げるとともに、スポーツタイヤ「FALKEN FK510 SUV」を装着。同時に、ブッシュ、コイルスプリング、ショックアブソーバー、電動パワーステアリングを、よりスポーティな特性にチューニングしています。
パワートレインは、モーターの過渡特性を最適化し、加速、減速時のアクセルレスポンスを向上。また、モーター駆動のレスポンスをよりダイレクトにタイヤへ伝えるため、ドライブシャフトのねじり剛性を向上させ、スポーティな走りに磨きをかけています。
エクステリアは、フロントのフォグベゼル、リアディフューザーを専用意匠にし、ベース車から踏襲したワイド&ローなスタンスへと進化。ラジエーターグリル(アッパーロア)、リアバンパーロアカバーには、GRの「G」をモチーフにしたスポーティなメッシュタイプへ意匠変更したほか、専用18インチアルミホイール(切削光輝/センターオーナメント付)及びGR SPORT専用エンブレムを採用しています。
インテリアは、体をしっかりとサポートしてくれるスポーティシート及び専用シート表皮(エアヌバック+合成皮革)を採用。内装の加飾は、グロスを抑えたダークメタリック塗装に統一することで、運転へより集中できるようにしています。
販売価格は、ハイブリッド車が275万円(税込)、ガソリン車が236万7000円(税込)です。
ヤリスクロス GR SPORTは2022年8月8日から販売を開始します。
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なお同日、ヤリスクロスの新グレード「Z“Adventure”」や、ドライブレコーダー付き自動防眩インナーミラーを全車にオプション設定するなどした一部改良モデルも、あわせて発表されました。
「GR SPORT」の日本国内ラインアップは、「C-HR GR SPORT」や「ハイラックス GR SPORT」、「コペン GR SPORT」などがあり、このヤリスクロス GR SPORTの投入により計6車種となります。