ボルボ V50解説

V50はボルボが2004年から2012年まで販売していたステーションワゴンです。

2003年のボローニャモーターショーにてプロトタイプが発表され、翌年には製品版が誕生。大規模な改良も実施されており、2007年には後期型が登場しています。

後期型V50のエクステリアは堂々としていて躍動感も感じられます。フロントにはボルボのアイアンマークを冠した黒の格子状グリルが個性を主張。ボルボ伝統のVシェイプ・ボンネットも健在です。リアのテールランプは旧モデルにと比較して30ミリ引き上げられデザインが改良されています。

ボディサイズは全長4520mm、全幅1770mm、全高1480mmです。

インテリアは気品があり多くのこだわりが詰め込まれています。インテリアのフリー・フローティング・センタースタックは緩やかに湾曲した表面が美しく、上品な雰囲気を創出。ハンドブレーキには操作性を考慮したZ型の新デザインが採用され工夫が施されています。さらにオプションでプレミアムサウンドを選択すれば、デンマークの名門DYNAUDIO社製のプレミアラウドスピーカーも実装できます。

エンジンは2.4リッター（140PS）の水冷直列5気筒DOHC20バルブエンジンと2.5リッター（230PS）の水冷直列5気筒DOHC20バルブICターボエンジンの2種類をラインナップ。トランスミッションは5速AT、駆動方式はFFかフルタイム4WDが用意され、最高水準のパワフルで心地の良い走行を実現しています。

現在のボルボのV50の中古車価格は、平均で約44万円です（2020年6月調べ）。活動の幅が大きく広がるステーションワゴンなので、車体のコンディションが良好なら早期購入もおすすめです。