ボルボ 740エステート解説

740エステートは1985年から1992年まで販売していたステーションワゴンです。

ボルボの中でも特に人気が高い最上位グレード車である760のバリエーション展開の結果として誕生したのがボルボ740エステートです。740エステートは6気筒エンジン搭載車の760のボディはそのままに、4気筒エンジンを備えた新たな選択肢として登場しました。

740エステートは絶大な信頼性と高い衝突安全性が広く支持されていました。また、快適な居住スペースや荷室容量が大きく、利便性に長けていたことも人気の理由でした。

ボディサイズは全長4790ｍｍ、全幅1755ｍｍ、全高1410ｍｍ、広々とした居住スペースが確保されており、サードシート付きのエステートでは乗員を7名とすることも可能でした。

搭載エンジンは、ガソリンエンジンが2リッターまたは2.3リッター直列4気筒OHCもしくは、ディーゼルエンジンが2.3リッター、または2.3リッターターボ直列6気筒です。トランスミッションは4速MT、4速MT(電気式オーバードライブ付き)、5速MT、4速ATが設定されていました。

1992年の販売終了後は、同時期に販売されていた940がその後を引き継ぎました。

ボルボ740エステートの中古車は中古車市場でとても希少価値の高いクルマです。現在、740エステートは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、740エステートに出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。