フォルクスワーゲン パサートワゴン解説

パサートワゴンは1998年から2005年までフォルクスワーゲンが販売していたステーションワゴンです。なお「パサートシリーズ」がフルモデルチェンジを行った2005年以降のステーションワゴンモデルは「パサートヴァリアント」に改名され販売されています。

姉妹関係にある「アウディA4（初代）」とフレームを共有しており、エンジン等の一部コンポーネントを共有しています。当時のフォルクスワーゲンが推し進めていた高級化路線によって開発されたエクステリアは、機能性を兼ねつつ高級感のあるデザインになっています。

ボディサイズは全長4680mm、全幅1745mm、全高1495mmとなります。

インテリアは、セダンモデル同様グレー系のカラーでまとまっており、ラゲッジスペースは広々と確保されています。また花粉やハウスダストなどをろ過するフィルターを備えた空調を標準装備しています

パサートワゴンは安全装備も充実しています。乗員の安全性を高めるリアセンターヘッドレストとリアセンター3点式シートベルト、ABSやブレーキアシスト、 衝突感知自動ロック解除機能など欧州水準の安全装備が備わっています。

エンジンは「アウディA4（初代モデル）」と共通の縦置き式エンジンで、2リッター直列4気筒SOHC、2.3リッターV型5気筒SOHC、2.8リッターV型6気筒DOHC、4リッターW型8気筒などのエンジンを搭載しています。トランスミッションは4速ATと5速ATの2種類が設定されています。5速ATにはティプトロニックを搭載、手動操作でもギアチェンジが可能です。

パサートワゴンの中古車市場での平均価格は、約28.9万円となっています。(2020年6月調べ)パサートワゴンは年式が経っていることもあり、中古車市場に出回る台数が少ない状況です。パサートワゴンをお探しの方は早めのチェックをおすすめします。