フォルクスワーゲン ルポ解説

ルポはフォルクスワーゲンが2001年から2006年に販売していたコンパクトカーです。同車はフォルクスワーゲンのラインナップの中でも最も小さなモデルで、車名のルポはイタリア語で「狼」を意味します。

一見キュートなエクステリアでありつつも、存在感のあるデザインが特徴。ルポは、小さいながらも隅々まで高品質に作り込まれており、そこには「小型車であっても一切の妥協をしない」と言う、フォルクスワーゲンの強い意志が現われています。ボディサイズは全長3525ｍｍ、全幅1640ｍｍ、全高1475ｍｍと見た目通りコンパクトなボディです。

インテリアは、スタイリッシュなダッシュボードをはじめ、MDを標準仕様としたオーディオシステム、ボディーカラーと美しくマッチしたカラフルな仕上がり、そして安定性に優れた座り心地の良いシートなど、クラスを超えた確かなクルマ造りが徹底して行われています。

また、パワートレインはオールアルミニウム製1.4リッターDOHCエンジンが搭載され、最高出力75ps/5000rpm、最大トルクは3800rpmで12.8kgmを発揮。トランスミッションは4速ATが組み合わされ、快適な走りを実現しています。

そして環境面では、EGR（排ガス再循環装置）や電子制御スロットルバルブ、フリクションロスが極めて少ないカムフォロワーを採用し、燃費の向上とメカニカルノイズの低減など、クラスを超えた性能と走りを兼ね備えています。

安全性については、ABS、エアバッグを装備し、フルジンクボディを採用することで、乗客の衝突安全性を高めています。

現在、ルポの中古車販売価格は、約47万円です（2020年5月調べ）。大変お求めやすい値段になっているので、環境にやさしい洗練されたコンパクトカーの購入を検討している方に、おすすめです。