フォルクスワーゲン ゴルフプラス解説

ゴルフプラスはフォルクスワーゲンが2005年から2009年に販売していたハッチバックスタイルのコンパクトカーです。人気を博したゴルフの優れた性能を継承しながら、背の高いボディを生かした先進的なパッケージングを採用しました。

エクステリアは、ドア、ボンネット、ルーフなどをゴルフプラス向けに新設計し、新しいフォルムのヘッドランプ、フォルクスワーゲン初となるLEDテールランプなど、若々しく独自が強いデザインを採用。背が高く、大きなテールゲート開口部をもつゴルフプラスのボディは、高張力鋼板やレーザー溶接を用いることで、高いボディ剛性を確保しています。

ボディサイズはゴルフと同じ、全長4205ｍｍ、全幅1760ｍｍとする一方で、全高は1605ｍｍとゴルフより85ｍｍ高めています。

インテリアは、ルーフを高く仕上げたことにより、上下にゆとりのある快適で広々とした室内空間を演出。シートの高さは、ゴルフよりもフロントで75mm、リアで85mm高められ快適性を向上しました。リアシートの足元廻りのスペースもゴルフより120mm拡大し、さらにゆとりが持てるようになりました。

エンジンは、高性能と低燃費を両立させた1.6リッターおよび2リッターのFSIエンジンを搭載。トランスミッションにはエンジンの能力を最大限に引き出すティプトロニック付6速ATを組み合わせています。

現在、ゴルフプラスの中古車販売価格は、約22万円と非常にお求めやすい値段になっています（2020年5月調べ）。背が高く、ゆったりとした室内を持つコンパクトカーの購入を検討している方に、おすすめです。