フォルクスワーゲン クロスゴルフ解説

クロスゴルフはフォルクスワーゲンが2007年から2009年まで販売していたSUVテイストのコンパクトカーです。ゴルフプラスをベースとして開発され、日本では、500台限定モデルとして販売されました。

スポーティにデザインされたエクステリアや、専用の明るいインテリアカラーをシートやドアトリム等に採用して室内イメージの統一を図っています。

ボディエクステリアはSUVチックにまとまり、ルーフレールやスポーツバンパー、サイドシルエクステンションなどが装着されています。インテリアにはダークアイスシルバーの専用内装色を施し、高級感のあるスポーツシートによって上質な空間を演出しています。

また、専用のエアバッグ付き3本スポークレザーステアリングホイール、レザーハンドブレーキグリップ、レザーシフトノブがドライブへの高揚感を掻き立てます。

ボディサイズは全長4240mm、全幅1775mm、全高1655mmです。最低地上高がゴルフと比較し15mm上がっていますが、雪道などでの走行性能が高まっています。

エンジンは1.4リッターの直噴エンジンにスーパーチャージャーとターボチャージャーを組み合わせています。馬力は140PSで、6速DSGトランスミッションと合わせて中低速域でのトルクに優れ、フレキシブルな走りと高性能、低燃費を体現しています。

中古車市場では、平均価格45.9万円で推移しています。限定500台と少数のみの販売でしたので状態の良いクルマを見かけたら購入を検討しましょう(2020年5月調べ)