トヨタ スプリンターマリノ解説

スプリンターマリノはトヨタが1992年から1998年まで発売したセダンです。

1985年発売のカリーナEDが大ヒットして起きた4ドアハードトップブームに応えたモデルで、カローラセレスの姉妹車でもあります。「フレッシュな感性を持つ方々にフィットする新しいクルマの提案」をテーマに開発されました。車名の由来は、スプリンターは英語で「短距離走者」という意味、マリノは「海」を意味しています。

エクステリアは「個性を主張するスタイリッシュエクステリア」をテーマに、コンパクトなキャビンと、低重心のアンダーボディを融合させたおしゃれなシルエットが特徴。ボディサイズは全長4385mm、全幅1695mm、全高1310mmです。

また「優しくつつみこむ快適なインテリア」がテーマの車内もスプリンターマリノの大きな魅力。室内全体を美しい曲線でまとめあげるとともに、1クラス上のハードトップにも匹敵する、ゆとりあるスペースも確保されています。

エンジンは1.5リッター105PS（5A-FE）、1.6リッター115PS（4A-FE）、1.6リッター160PS（4A-GE）の3機種を用意。トランスミッションは5速または6速MTと4速ATが設定され、爽快で力強い走行を実現しています。さらに4輪ABS、リアワイパー、衝撃吸収構造CIASなども採用され、安全面と環境面も高いレベルで配慮されています。

現在、スプリンターマリノは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、スプリンターマリノの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。