トヨタ マークIIセダン解説

マークIIセダンはトヨタが1988年から1996年まで販売していたセダンタイプのクルマです。

マークIIの名前の由来は、「マーク」が英語の「Mark(成功・名声)」を、「II」が先代モデル「コロナ」の上位モデルであることを表しています。ボディラインナップにはセダンに他にハードトップが設定されていました。

マークIIセダンのエクステリアは、発売当時のトレンドであった直線基調の中に少しエッジを丸めたスタイリングを主体としています。洗練された中型セダンとして風格が漂うマーク2セダンのボディサイズは、全長4560ｍｍ、全幅1690ｍｍ、全高1415ｍｍです。ボディカラーは「スーパーホワイト」が人気が高かったという特徴があります。

インテリアには国産高級車にふさわしい装備が数多く備わっています。ファブリック製パワーシート、ワイヤレスドアロック、エレクトロニックディスプレイメーターをはじめ豪華な装備がラインナップされていました。また、安全装備にABSやTRC(トラクションコントロール)が搭載されています。

エンジンは2リッターDOHC直列4気筒スーパーチャージャーもしくはターボチャージャー、2リッターDOHC直列6気筒の合計3タイプがラインナップされていました。

現在のマークIIセダンの中古車市場での平均価格は、約45.3万円となっています。(2020年6月調べ)年式が古くなっていることもあり中古車市場での流通台数は非常に少ない状況です。状態の良いマークIIセダンをお探しの方は定期的に中古車市場をチェックすることをおすすめします。