トヨタ クラウンマジェスタ解説

　クラウンマジェスタはトヨタが1991年から2018年まで発売したセダンです。

　クラウンの上級モデルとして発売されたクルマで、クラウンとセルシオの間に設定したモデルです。

　車名の由来は、クラウンは英語で「王冠」という意味、マジェスタは英語で「威厳」や「尊厳」という意味のMAJESTYをもとに作った言葉です。

　クラウンマジェスタは複数のフルモデルチェンジが実施され、2013年には最終モデルの6代目が登場。

　「最上級の満足と歓び」を感じていただけるクルマとすべく開発され、「もっといいクルマづくり」の先頭に立つクラウンの最上級グレードとして、日本の高級車を力強く牽引するモデルとして誕生しました。

　エクステリアは、高級車にふさわしいシックなスタイルが特徴。王冠を連想させるグリルに、マジェスタ伝統の縦バーを大胆に配した威厳に満ちたフロントビューは風格があります。

　ボディサイズは全長4970mm、全幅1800mm、全高1460mmです。

　インテリアは、包む、重なり、表と裏などの日本の美意識をいかした造形や手工芸品の趣がある質感を表現する一方、対照的な、先進のトヨタマルチオペレーションタッチを採用。

　その対比と調和によって、伝統と革新が融合したモダンな室内空間が表現されます。

　さらにエンジンは新世代直噴技術D-4S搭載の3.5リッターのV6アトキンソンサイクルエンジンを搭載。モーターやインバーターなどの改良で、高効率を徹底的に追求したFR専用ハイブリッドシステムにより、優れた環境性能を走行性を両立しています。

　現在のトヨタのクラウンマジェスタの中古車価格は、平均で約273万円です（2020年4月調べ）。人気の高級車なので、車体の状態が良好であれば早期購入も推奨されます。