トヨタ セリカコンバーチブル解説

セリカコンバーチブルは、トヨタが1987年から1999年にかけて生産していたオープンカーです。

1994年には最終モデルとなる3代目が販売されています。

エクステリアは美しいボディラインとワイド&ローのフォルムがスポーティな走りをイメージさせます。異形4灯ランプが採用されたフロントフェイスはあらゆるシーンでその存在感を主張します。

インテリアはアクティブで運転への期待感を高めるデザインです。コックピットはドライバーとクルマの一体感を高める適度なタイト感を演出します。

4シーターであるためリア席を自由に使うことができ、オープントップでありながら、利便性にも優れています。ソフトトップは電動開閉式で、スムーズにクーペからオープンスタイルへの切り替えが行えます。また、ボディーを高剛性にすることで、オープン走行時でも車体の振動を軽減。乗り心地と走行安定性を兼ね備えています。

セリカコンバーチブルは、専用2リッター直列4気筒DOHC16バルブエンジンを搭載。トランスミッションは4速ATのみを設定しています。

ボディサイズは全長4505ｍｍ、全幅1750ｍｍ、全高1325ｍｍとゆとりのある車内空間を創出していました。

安全面では、SRSエアバッグを搭載するとともに、衝撃吸収構造「CIAS」を採用。これにより、ボディーの前後部がクラッシャブルになり、衝突によるキャビンの変形を最小限に抑えます。

現在、セリカコンバーチブルの中古車価格は、約53万円と大変お求めやすい値段になっています（2020年4月調べ）。スポーツ性の高いクーペ・オープンの購入を検討されている方におすすめです。