トヨタ カリーナサーフ解説

　カリーナサーフはトヨタが、1988年から1992年にかけて生産していたステーションワゴンです。

　同車は「さわやかな若々しさを感じさせるニュートレンドフォルムの創造」、「Fun to driveを満喫させる走りの基本性能の進化」、「居住性・快適性といったファミリーセダンとしての完成度の追求」を主な狙いとした「スポーティ＆スタイリッシュセダン」として誕生しました。

　エンジンには、1.8リッター（4S-Fi型）、1.6リッター（4A-FE型）、1.5リッター（5A-F型）のハイメカツインカムエンジンと、1.6リッター（4A-GE型）のスポーティツインカムエンジンを搭載。

　ガソリンエンジンをすべてツインカム16バルブとした画期的なラインナップにより、行動的なライフスタイルにこたえる軽快かつ余裕ある動力性能と低燃費を実現しました。

　車体は全長4430mm、全幅1690mm、全高1380mmで、広々とした室内スペースを創出。トランクルームの容量を拡大するとともにバンパーのすぐ上から開くようにし、ファミリーユースにも適した使い勝手の良いラゲージスペースを確保しました。

　また、視認性・操作性を向上させるとともに、質感を高めたコクピットタイプのインパネの採用、空調性能の向上などにより、使いやすく快適な居住空間を作り上げています。

　スタイリングでは、ウエッジ（くさび型）を基調に、ダイナミックに張りつめた丸みを持った立体造形、空力的洗練度を高めた曲面処理により、コンパクトなボティの中に力強い躍動感と高品質感を表現し、カーデザインの新たな潮流を主張するニュートレンドフォルムを創造しました。

　現在、カリーナサーフの中古車価格は、約28万円とリーズナブルな価格帯となっています（2020年4月調べ）。広々としたステーションワゴンをお求めの方は、ぜひご検討ください。