トヨタ カムリグラシアワゴン解説

　カムリグラシアワゴンはトヨタが1996年から1999年まで発売したステーションワゴンです。

　セプターの後継モデルとして発売され、マークIIクオリスの姉妹車でもあります。車名の由来は、カムリは日本語で「冠」をもとに作った言葉、グラシアはスペイン語で「優美」や「魅力」という意味からきています。

　エクステリアは個性を主張しつつも品位があるデザインが特徴です。伸びやかなワンモーションフォルムによって乗用車イメージを強調した新たな形の高級ステーションワゴンスタイルが追求されています。

　また衝突安全ボディGOAを取り入れています。ボディサイズは全長4760mm、全幅1785mm、全高1420mmです。

　ゆとりの室内空間もカムリグラシアワゴンの魅力です。FFレイアウトのメリットを活かし、広々とした居住性と大容量のラゲッジスペースを実現しています。

　エンジンはV型6気筒の2.5リッター（2MZ-FE型・200ps）、直列4気筒の2.2リッター（5S-FE・140ps）を搭載。トランスミッションは2.5リッター車にはECT-i、2.2リッター車にはECTが設定されています。

　また全車にABSとデュアルSRSエアバッグ、全5席の3点式シートベルトを標準装備しており、安心してドライブを楽しむことができます。

　現在、カムリグラシアワゴンは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、カムリグラシアワゴンの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。