トヨタ bBオープンデッキ解説

　トヨタbBオープンデッキは2001年から2003年にかけて販売されていたコンパクトカーです。

　bBの車名の由来は「ブラック」と「ボックス」の頭文字であり、ベース車は「夜」をイメージして開発されましたが、bBオープンデッキは「明るい夏の海」をイメージして開発されました。

　bBオープンデッキは、若者に向けに開発されたクルマ、bBをベースにラゲッジルームをオープンデッキ（荷台）に変更したモデルです。

　デッキスペースは、ビールケースが重ねて4箱、20リッターのポリタンクなら7個積載できる容積があり、アクティブなユーザーに最適化されています。

　また、ボディカラーは、「夏」をイメージしたという黄色や白が基調になっています。ボディサイズは全長3895mm、全幅1690mm、全高1670mmです。

　インテリアはラゲッジルームをオープンデッキとしたため、bBよりも居住空間は狭くなっています。しかし、助手席側の観音開きのドアからアクセスしやすく、前後可倒式シートは様々なシートアレンジが楽しめるなど、実用性の高い室内になっています。

　bBオープンデッキに搭載されるエンジンは1.5リッター直列4気筒エンジンで、トランスミッションは4速ATが組み合わされます。

　現在bBオープンデッキの中古車販売価格の相場は、平均価格47.7万円になっています（2020年月6月調べ）。状態の良いbBオープンデッキを見つけた場合は早めの検討をおすすめします。