スズキ MRワゴン解説

MRワゴンは、スズキが2001年から2016年まで販売していた軽自動車です。2002年4月には日産自動車へ「モコ」の名称でOEM供給開始されています。

MRワゴンは、これからクルマを持つ若いユーザーをターゲットとし、低燃費で広々とした空間、個性的なデザインをコンセプトに開発した軽乗用車です。時代の変化に合ったデザインと実用性の両立を提案し、つい乗りたくなるような、カジュアルでおしゃれなクルマに仕上がっています。

全長3395mm、全幅1475mm、全高1,625mmと、コンパクトな軽トールワゴンサイズにも関わらず、ロングルーフ・ログキャビンのエクステリアデザインにより広々としたキャビンを実現。インテリアにはインパネトレーをはじめとした、多数の収納や使い勝手の良い装備を随所に配置したほか、豊富なシートアレンジなど乗る人が自分のスタイルに合わせて使用できるよう工夫が凝らされています。

低燃費ながら機敏な走りを実現する、660ccDOHC給排気VVT、もしくは660ccDOHC VVTターボエンジンを搭載。トランスミッションには副変速機構付CVTを採用し、車体の軽量化も実現することで25.5km/L（自然吸気・2WD車）の低燃費を達成しています。

中古平均価格は48.8万円と比較的求めやすい価格帯で、軽のわりには車内も広く、アウトドアユースだけでなく子育て世代にも使い勝手が良いのが特徴です。マイナーチェンジを繰り返しているため、年式が新しいものでは新車と遜色がないこともあります。見つけた時が買い時です。