スズキ エブリイプラス解説

エブリイプラスは、1999年から2001年まで販売された、ミニバンモデルです。

エブリイのワイドボディ乗用車として開発され、日本最小サイズの3列シート7人乗りの5ドアミニバンとして誕生しました。

エクステリアは、マルチリフレクター式のフロントフォグランプとリアコンビネーションランプを採用。リアドアのスライドレール及びバックドアにはメッキのアクセントをあしらい、質感を向上させています。また、衝突安全性能を高めるためにボンネットには専用パネルを装備。軽自動車をベースにした全長3675mm、全幅1505mm、全高1915mmのコンパクトなボティです。

限られた室内を有効に活かして、7人が乗っても前後席足元にゆとりあるレイアウトとし、ハイルーフの採用によって頭上も余裕のある空間。全席リクライニング機構を採用しているほか、2列目から3列目シートへのウォークスルーが可能です。さらに、レジャーシーンでの活用も想定して十分な積載性能を持つ広いラゲッジスペースを備えています。

前席の床下にエンジンを配置する「フロントミッドシップ」を採用。エンジンは1.3リッター直4SOHCを搭載し、トランスミッションは4速ATを組み合わせています。充分なパワーで快適な走りを提供してくれます。

エブリイプラスの中古車販売価格の相場は40万円（2020年4月時点）です。ミニバンとしては手ごろな価格で、圧倒的に余裕のある車内の奥行き感は、アクティブファミリーのアウトドアユースにピッタリです。