スズキ カルタスセダン解説

カルタスセダンはスズキが1995年から2001年まで販売していたコンパクトセダンです。また、TVCMにはTOKIOの長瀬智也が出演していました。

1998年にカルタスクレセントがマイナーチェンジを行った際に名称の変更が行われ、カルタスクレセントはカルタスに統合されました。セダンタイプの他にも3ドアハッチバックモデルとステーションワゴンモデルも設定されました。

カルタスセダンはスズキのラインナップの中でもリッターカーを主力とした、経済性の高いコンパクトセダンという位置づけです。全長4195ｍｍ、全幅1690ｍｍ、全高1390ｍｍのコンパクトなボディは特に都市部での取り回しがよく高い利便性を誇ります。また、駆動方式はFFの他に4WDの設定もあり、悪路走破性においても優れています。

カルタスセダンに搭載されるエンジンはFF車が最大出力97PSの1.5リッターガソリンエンジン、4WD車は最大出力115PSの1.6リッターガソリンエンジンです。トランスミッションはFF車のみ5速MTが選択でき、その他はニュートラルスリップ制御式の電子制御4速ATが採用されました。

安全装備には4W-ABS、デュアルエアバッグ、ブレーキアシストが標準装備されるほか、4WD車限定の装備として、ヒーテッドドアミラーや微低速バルブ付きフロントショックアブソーバがあります。

現在、カルタスセダンは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、カルタスセダンに出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。