スズキ カルタス解説

カルタスはスズキが1983年から2002年まで販売していた3ドアハッチバックのコンパクトカーです。カルタスは初代モデルが1998年にデビューし、スズキ初の小型乗用車としてラインナップされていました。

3代目のカルタスは1995年に販売が開始されてからマイナーチェンジを行った1997年までは「カルタスクレセント」の名称で販売されていました。マイナーチェンジ後には「カルタスクレセント」は「カルタス」に統合されています。

カルタスには3ドアハッチバックモデル以外にも、4ドアノッチバックのセダンとセダンタイプを架装したワゴンタイプもラインナップされています。当時のカルタスのTVCMには、初期に五木ひろしと和由布子が、モデルチェンジ後にはTOKIOの長瀬智也が出演しています。

コンパクトなボディのカルタスは、都市部での取り回しの良さに非常に優れたモデルです。そのボディサイズは全長3870ｍｍ、全幅1690ｍｍ、全高1395ｍｍとなっています。搭載されるエンジンは最高出力85PS1.3リッターガソリンエンジン、駆動方式はFFと4WDです。

安全装備としてデュアルエアバッグ、4W-ABS、ブレーキアシストが標準装備され、コストパフォーマンスの高いモデルとしても定評がありました。

販売が終了した現在、スズキの3ドアハッチバックのラインナップは、よりスポーティーなモデルである「スイフト」に引き継がれました。

現在、カルタスが中古車市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、カルタスに出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。