スズキ セルボ解説

セルボは、スズキが1977年から1990年、2006年から2011年まで発売した軽自動車です。

スズキのフロンテクーペの系譜となり、スペシャルティカー要素を持つ軽自動車のシリーズとして誕生しました。

2006年に誕生した5代目セルボは、カジュアルかつ洗練されたユニークなフォルムを持ち、年齢や性別を問わず幅広い層をターゲットとした、操作性と経済性を両立したモデルです。従来の軽自動車にないパワフルな存在感があり、ドライブが楽しくなるような工夫が各所に散りばめられています。

フロントシートには、ブルーをアクセントとしたカジュアルなデザインのセミバケットシートを採用。アンモニア臭やタバコ臭などを吸着して分解し、車室内の空気を清浄に保つ消臭天井も採用しています。

ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1535～545mmのコンパクトなサイズにも関わらず、ゆったりとしたロングルーフと、ハイルーフを採用したことで、広々とした空間を演出しています。

低中速域でパワフルなトルクを発揮する660ccDOHC Mターボエンジンもしくはスポーティーかつエコな走りを実現する、660ccDOHC VVTエンジンを搭載しています。全車にゲート式のフロアシフト4速ATを装備し、ターボ車には手軽にシフトチェンジできるマニュアルモード付4速ATを設定しました。

セルボの中古車市場における平均価格は22.1万円です（2020年4月時点）。根強い人気があるため、良質な実車と出会ったら迷わず購入しましょう。