スズキ エリオセダン解説

エリオセダンは、スズキが2001年から2007年にかけて発売したセダンです。エリオの優れた居住性と乗降性はそのままに、リアに独立したトランクルームを有したモデルです。

英語で空気を意味する「Air」とスペイン語で川を意味する「Rio」を組み合わせた造語が車名の由来となっており、広々とした居住空間と、スムーズに流れるような走りをイメージして名付けられました。

ボディサイズは全長4350mm、全幅1690mm、全高1545mmと、小回りの利くコンパクトな車体でありながら、室内空間は後部座席や前席共に天井が高く足元も広い、ゆとりをもったレイアウトになっています。また、高さを抑えた独自のインパネを採用し、カジュアルで軽快な居住空間を実現。トランクルームは、4ドアセダンクラス最大級の492Lの容量があります。分割可倒式のリアシートによってトランクスルーが可能で、長尺物でも積載可能です。

エンジンは、低排出ガス車認定を受けたM型1.5リッター直列4気筒エンジンと、バルブコントロール機構を持ち合わせた1.8リッター直列4気筒エンジンを搭載した、2種類のラインナップとなります。

現在エリオセダンの中古車販売価格の相場は、平均価格19.8万円になっています（2020年4月調べ）。

見た目のデザインや走りについては平均的なセダンですが、快適な居住空間や大容量のトランクルームを備えた、お出かけには最適のクルマです。