スバル R2解説

R2は、2003年から2010年まで販売されていた軽自動車で、同時販売されていたR1の5ドアバージョンです。

R2はあえて記号的な名称を付けることで、従来の軽自動車と一線を画すというビジョンを持って名付けられました。小型のクルマならではの使いやすく機敏な走りや個性あふれる美しいデザインを特徴とし、新たなミニカーの価値を提案するモデルです。

エクステリアデザインは飛行機をモチーフとしてスプレッドウィンググリルにはスバルのルーツや技術力を表現しています。また、フロントフードからリアルーフへと続くシルエットやボディ面がスポーティなフォルムを実現しています。

ボディサイズは、全長3395mm、全幅1475mm、全高1525mmであり、姉妹車のR1とほぼ変わらない大きさで、軽快なハンドリングを味わえるサイズ感です。

インテリアはボディーカラーにマッチしたインテリアカラーが設定されており、暖色系のランプとLEDの組み合わせで昼夜問わず上質な空間を演出します。利便性にも優れ、使いやすい室内装備に加え、小物を整理できる収納スペースも完備しています。

エンジンは3種類あり、660ccDOHC16バルブAVCS、もしくは660ccDOHC16バルブインタークーラー付スーパーチャージャー、660ccSOHCのいずれかを搭載。いずれも当時クラストップレベルの燃費性能を実現しました。トランスミッションは5速MTもしくはi-CVTが設定されています。

R2の中古車販売価格の相場は、18.2万円（2020年4月調べ）となっています。