スマート フォーツーK解説

フォーツーKはメルセデス・ベンツがスマートブランドで2004年から2005年に販売していた軽自動車規格の車です。

フォーツーKはフォーツー・クーペ、フォーツー・カブリオの3バリエーションの中の一つで、軽自動車として販売されたモデルです。名前の「フォーツー」はこの車の特徴のひとつ「二人乗り」を意味しています。

フォーツーKは輸入車でありながら日本の独自規格である軽自動車として販売されていた非常に珍しいクルマです。ベースとなったフォーツー・クーペのボディサイズは全幅だけが軽自動車の規格からオーバーしていました。そこで、フォーツーKはリアフェンダーやタイヤサイズを変更して全幅を1470ｍｍに収め、日本市場専用の軽自動車モデルとして販売されました。

全長と全高はフォーツー・クーペから変更がなく、全長2500ｍｍ、全高1500ｍｍとなっています。

フォーツーKは「最小限のボディサイズで最大限の安全性、快適性、環境適合性」を実現したユニークなエクステリアが特徴的です。超コンパクトなボディは都市部での軽快な取り回しを実現。また。小さいながらも高剛性の「トリディオンセーフティセル」が高いレベルの衝突安全性を発揮します。

フォーツーKのエンジンは600cc直列3気筒インタークーラ付きターボエンジンが車両後部に搭載されます。トランスミッションは6速ATが設定されています。

現在のフォーツーKの中古車市場での平均価格は約40.5万円となっています(2020年5月調べ)中古車市場に出回る台数は極めて少ないため、良質な個体を見つけた場合は早めのチェックがおすすめです。