ロールス・ロイス ファントムクーペ解説

ファントムクーペはロールス・ロイスが2008年から2017年まで販売したクーペです。

ファントム・シリーズ第4のモデルとして登場し、ロールス・ロイスの伝統を継承しつつも現代的でダイナミックな要素を取り入れて開発されました。

エクステリアは最高級を体現した仕上がりです。フロントはロールス・ロイスとしての威厳が強く感じられ、全てのパーツから特別なクルマとしてのオーラが漂います。ボディラインもこれ以上なく美しく、堂々とした風格のあるシルエットを描いています。ボディサイズは全長5609mm、全幅1987mm、全高1592mmです。

車内も極上の別世界が広がります。ウッドパネルやレザーがおしみなく使用され、どのインテリアからも職人のこだわりが感じられます。さらに天井にはプラネタリウムさながらの「ルーフスターライト・ヘッドライナー」もオプション設定されており、満天の星空のような光を堪能できます。

エンジンは最高出力460PS(338kW)/5350rpm、最大トルク73.4kg・m(720Nm)/3500rpmを発揮する6.75リッターV型12気筒DOHC48バルブエンジンを搭載。6速ATと組み合わさり、最上級に力強く心地良い走行を実現しています。さらに最先端のアルミニウム製スペースフレームも採用されており、軽量ながらも並外れた強度と高いねじれ剛性が特徴で、操縦性や快適性に加えて、高い安全性にも寄与しています。

現在、ファントムクーペは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、ファントムクーペの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。