ロールス・ロイス コーニッシュ解説

コーニッシュはロールス・ロイスが1971年から1996年、2000年から2001年まで販売したクーペあるいはオープンカーです。

古き良き時代の伝統を継承する世界最高峰の4シーターサルーンあるいはコンバーチブルとして開発。複数のフルモデルチェンジも実施され、2000年には5代目が登場しました。車名は南フランスの湾岸道路に由来します。

エクステリアは優雅で高級感が漂います。どの角度から見ても別格の美しさを感じられるフォルムは他車との次元の違いを見せつけます。特に流麗なボディラインは、コーニッシュの絶対的な存在感をアピールします。ボディサイズは全長5405mm、全幅2058mm、全高1475mmです。

車内は開放感のある自分だけの最上級の空間が広がります。手作業で仕上げられるインテリアはロールス・ロイスにふさわしいクオリティで、コノリー社製レザーやウッドがふんだんに使用されています。さらにコーニッシュ最大の特徴でもある電動開閉式ソフトトップが優雅な空間をさらに演出します。

エンジンは最高出力325PS(239kW)/4000rpm、最大トルク75.3kg・m(738.4Nm)/2100rpmを発揮する6.8リッターV型8気筒OHVターボエンジンを搭載。4速ATやステアリングチルト機構とも抜群の相性で組み合わさり、最上クラスの安定した力強い走行を実現しています。またエアバッグ（運転席・助手席）、後席3点式シートベルト、ABS、トラクションコントロールも完備しているので、万一の際も安心です。

現在のロールス・ロイスのコーニッシュの中古車価格は、平均で約929万円です（2020年5月調べ）。おしゃれさも兼ね備えた人気の高級車なので、車体の状態が良好なら早期購入を検討しても良いでしょう。