ルノー メガーヌスポーツツアラー解説

ルノー・ジャポンは、新型「メガーヌ スポーツ・ツアラーGT」を、2017年11月9日に発売しました。

メガーヌ スポーツ・ツアラーは、4輪を操舵する4コントロールを装備。ルノー・スポールによってチューニングされた4コントロールは、電子制御のアクチュエーターでタイロッド（リアタイヤの向きを決める連結棒）を動かし、リアタイヤを操舵します。リアタイヤの切れ角は最大角度は2.7度で、1秒間に100回の演算処理を経て自動で決定されます。

4コントロールの特徴は、快適性を損なうことなく、シャープで正確そして安心感のあるハンドリングによって飛躍的にコーナリング性能を向上させ、今までにないスポーティでダイナミック、そして正確なコーナリングフィールをもたらします。4コントロールは、どの走行モードでも作動します。

走行性能は、時速約60km以上（スポーツモードでは時速約80km以上の走行時）では、後輪は前輪と同一方に向き、コーナリングでの安定性を向上。

時速約60km未満（スポーツモードでは時速約80km未満の走行時）では、後輪は前輪とは逆の方向に向き、回転半径が小さくなります。スポーツ・ツアラーの最小回転半径は5.2mで、駐車時やUターン時などで、スムーズに取り回すことが可能です。

緊急時には、ステアリングの回転速度をシステムが判断。リアタイヤの舵角を増やし、車体の動きを安定させます。