プジョー 406クーペ解説

406クーペはプジョーが1998年から2005年まで日本で発売したクーペです。

ミドルサイズの上級FFパーソナルクーペとして開発されました。また406シリーズは大人気映画シリーズの「TAXi」に登場したことでも有名で、何度も改造を重ねながら大活躍を果たしたその姿には多くのファンが喜びました。

エクステリアは滑らかで美しいスタイルが特徴です。先行して発売されているセダンの部品とは別に専用に設計されたボディパーツを使用しており、406クーペならではの個性が光ります。フロントはスマートな印象で、リアまで流れるようなラインが続きます。

ボディサイズは全長4615mm、全幅1810mm、全高1365mmです。

インテリアもユニークで上質な空間が広がります。ドア内張り、メーターパネル、前後シート、天井内張り、リア内張りはクーペ専用の部品が採用され、スタイリッシュさを際立たせています。本革シートも標準装備されており、ラグジュアリーな雰囲気を演出します。

エンジンは最高出力190PS(140kW)/5500rpm、最大トルク26.7kg・m(261.8Nm)/4000rpmを発揮する3リッターV6DOHCエンジンを搭載。高性能な4速ATと組み合わさり、快適な走行を可能としています。またABSに加えてデュアル&サイドエアバッグも標準装備しているので、安心安全にドライブを満喫できます。

現在のプジョーの406クーペの中古車価格は、平均で約55万円です（2020年5月調べ）。華やかで人気のクーペなので、車体の状態が良好なら早期購入もおすすめです。