プジョー 207CC解説

207CCはプジョーが2007年から2012年まで販売していたクーペ・オープンコンパクトカーです。

2007年3月ジュネーブモーターショーにて初披露されたフル4シータークーペ・カブリオレモデルであり、207シリーズのイメージリーダーモデルでもあります。

エクステリアはクーペならではのスタイリングを重視したデザインが特徴です。およそ25秒で開閉が可能なフルオート電動リトラクタブル・ルーフを備え、優雅なドライブを演出します。

ボディサイズは全長は4030mm、全幅は1750mm、全高1395mmと207ハッチバックと比較して75mm低く設定されています。

インテリアは発注時自分好みのカラーを選択可能で、内外装の組み合わせは受注生産も含め計58通りも用意されていました。また、クーペレイアウトでは最大370リットル、カブリオレレイアウトでは最大145リットルと大容量のラゲッジスペースも確保しています。

パワートレインは1.6リットル直列4気筒DOHCエンジンに4速ATを組み合わせたEP6型と、1.6リットルターボチャージャー付直列4気筒DOHCエンジンに5速MTを組み合わせたEP6DT型の2パターンを設定し、力強く安定した走行を実現。さらにオートマチック・ロールバーや高度な車体制御・制動システムなど最新鋭の技術も実装されており、高い安全性も確保されています。

現在のプジョーの207CCの中古車価格は、平均で約52万円です（2020年5月調べ）。人気のクーペなので、車体の状態に満足できれば早期購入を検討しても良いでしょう。