プジョー 106解説

106はプジョーが1995年から2003年まで販売していたコンパクトカーです。

104の後継車として開発され、本国のフランスでは1991年より登場しています。またシトロエンのサクソの姉妹車としても有名なクルマです。

エクステリアは爽やかで洗練されたデザインが特徴です。フロントビューはスマートな風貌で、プジョーのエンブレムがアクセントとして機能しています。またフロントフォグランプ、リアフォグランプ、フロントスポイラー、リアスポイラ―が豊かなスタイルを彩ります。

ボディサイズは全長3565mm、全幅1615mm、全高1365mmです。

インテリアは利便性に優れています。最大5名が乗車できる空間はゆとりがあり、AM/FMラジオ付きCSプレイヤー、マニュアルエアコン、プライバシーガラス、パワーウィンドウ、集中ドアロック（赤外線式のキーレスエントリー付き）などの頼もしいアイテムが揃います。

エンジンは最高出力118PS(87kW)/6600rpm、最大トルク14.5kg・m(142.2Nm)/5200rpmを発揮する1.6リッター水冷直列4気筒SOHCエンジンを搭載。駆動方式はFF、トランスミッションは5速MTで、上質の安定した軽快な走りを可能としています。またデュアルエアバッグ（運転席）、ABS、後席3点式シートベルト、サイドインパクトバーといった安全装備も充実しているので、安心して運転を行えます。

現在のプジョーの106の中古車価格は、平均で約74万円です（2020年5月調べ）。その扱いやすさから人気のコンパクトカーなので、車体のコンディションが良好なら早期購入もおすすめです。