日産 サニー解説

サニーは日産が1966年から2004年まで販売していたセダンです。サニーはコンパクトセダンとして、国内だけでなく広く海外からも好評を獲得し、このクラスのグローバルスタンダードとして愛されてきました。多くのフルモデルチェンジも行われ、1998年には9代目が誕生。「新世界基準セダンSunny」を開発コンセプトとして、サニー伝統のアイデンティティを踏襲しながら、社会の要請に十分応えることのできるクルマの完成を目指しました。

エクステリアはトラディショナルなスタイリングを継承しながら、より上質さと存在感のある表情が特徴。フロントビューは、ワイドで立体感のあるマスクが、高級感を演出します。ボディサイズは、全長4345mm、全幅1695mm、全高1415mmです。

インテリアは、「すべての人に使いやすく」というユニバーサルデザインの思想を基に設計。インパネの上面からコンソールまで連続する大型センタークラスターにより、立体感のある上質なインテリアデザインが特徴です。また、メーター内の文字に判別しやすい書体を採用し、文字や各操作スイッチをサイズアップしたことにより、使い勝手も大幅に向上しています。

走りの性能については新開発のプラットフォームを採用し、より高い操縦安定性と快適な乗り心地と静粛性を確保。エンジンは1.5リッターのQG15DE型で大幅な燃費の向上を実現するとともに、低中速トルクや静粛性を向上させ、経済性・実用性・静粛性が高水準にまとまっています。

現在の日産のサニーの中古車価格は、平均で約23万円です（2020年4月調べ）。コンディションが良好な車体を見つけたら、早期購入もおすすめです。