日産 スカイラインクーペ解説

スカイラインクーペは、日産が1962年から2016年まで発売したクーペです。長い歴史と人気を持つクルマで、2007年には最新モデルへのフルモデルチェンジを実施。従来の「スカイライン セダン」で目指してきた世界トップクラスの「魅惑、洗練、高性能」というコンセプトをさらに高め、「超魅惑、超洗練、超高性能」を掲げて開発されました。

エクステリアは力強いフロントフェンダーのラインや美麗なシルエット、艶やかな前後フェンダーがダイナミックな雰囲気を醸し出しています。ヘッドランプの内側にまで絞り込んだフロントフェンダーのラインやメリハリのあるエンジンフードも魅力的です。ボディサイズは全長4655mm、全幅1820mm、全高1390mmと扱いやすい大きさです。

インテリアもスタイリッシュで走る楽しさにあふれています。心地よく囲まれ感のある運転席とインパネからドアまでつながりのある豊かな面を持つ助手席側は快適な空間を演出。

装備面ではタッチパネルのカーウイングスナビゲーションシステムを搭載し、ナビゲーション機能に加え、DVDオーディオやビデオ再生機能に対応しています。またインテリジェントキーシステムにより、車両盗難防止機能を向上させています。

エンジンは、クラストップレベルの333馬力の高出力を実現した3.7リッターの「VQ37VHRエンジン」を搭載。2400回転から7000回転で最大トルクの90％を発揮する力強さと、扱いやすさを兼ね備えつつ、7500回転まで軽く滑らかに吹け上がる伸びの良さを両立し爽快な走りが可能です。トランスミッションは5速ATもしくは6速MTを設定しています。

現在の日産のスカイラインクーペの中古車価格は、平均で約131万円です（2020年4月調べ）。人気の高いクルマなので、満足のいく良好な車体を見つけたら早期購入を検討してもいいでしょう。