日産 プリメーラワゴン解説

プリメーラワゴンは日産が1990年から2008年まで販売していたステーションワゴンです。プリメーラワゴンには複数回のフルモデルチェンジが施され、2001年には3代目が誕生。「一歩先行く大人のインテリジェントセダンとワゴン」をコンセプトに、個性的で斬新さを好み、アクティブに生活を楽しむ大人の男女をターゲットに開発されました。2代目のプリメーラワゴンと販売店違いのプリメーラカミノワゴンとは姉妹車の関係にありました。

エクステリアはバックドアを傾斜させた、エレガントでスポーティなシルエットが特徴。視界を十分に確保し、風切音を最小限に抑えたスタイリッシュなドアミラーも採用されています。ボディサイズは全長4675mm、全幅1760mm、全高1495mmです。

インテリアは、質の高い素材をセンスよくあしらい、機能的で上質な室内空間を実現しています。インストルメントパネル中央に3連アナログセンターメーター、7インチワイド液晶モニターを配し、高い視認性を確保。さらにドライバーの手の届きやすい位置に、エアコン、オーディオ、ナビゲーションの操作などをトータルで行うことのできる集中コントロールスイッチを配置するとともに、スイッチ数を減らし、それぞれのスイッチのサイズを大きくすることにより、操作性、視認性も大幅に向上しています。

エンジンは2.5リッターのQR25DD＜NEO Di＞エンジン、もしくは2リッターのQR20DE＜NEO＞エンジンを搭載。コンパクトバランサーシステムや、アルミラダーフレームによる高剛性本体構造により、6気筒エンジンに迫る静粛性と力強く安定した走行を実現しています。

現在の日産のプリメーラワゴンの中古車価格は、平均で約13万円です（2020年4月調べ）。手の届きやすい価格帯で推移しているので、満足のいく良好なコンディションの車体を見つけたら早期購入をおすすめします。