日産 ハイパーミニ解説

ハイパーミニは2000年から2002年まで日産で生産・販売された軽電気自動車であり、日産が唯一自社生産した軽自動車です。軽量ながらしっかりとしたアルミスペースフレームをベースとして、スチールや樹脂を組み合わせ、各材料の長所を生かしたハイパーミニ専用ボディの「HYPERBODY」を採用しています。また、パンクしても時速60km/hで約80km走行できるランフラットタイヤを採用しています。

エクステリアはダイナミックで、張りのある面構成のデザインを採用。インテリアは水平基調でスッキリとしたインパネを中心に、実用的でモダンなデザインになっています。

ボディサイズは全長2665mm、全幅1475mm、全高1550mmで、小回りが利きやすい小ぶりな車体です。ネオジム磁石同期モーター、正極にマンガン酸リチウムを採用し、コストパフォーマンスの高い小型軽量の高性能リチウムイオンバッテリーを搭載。一回の充電で115kmの走行距離が実現しました。また、トップスピードは100km/hとなっています。さらに、1km当たり約1円と非常に経済的で、充電についても、通常車庫等に常設するAC200Vの小型充電器により約4時間でフル充電が可能です。

エコな構造にもなっており、車体のベースとなるアルミ材がリサイクル性に優れていることに加え、樹脂にもリサイクル性の高い熱可塑性樹脂を使用しています。

現在、日産ハイパーミニは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、日産ハイパーミニの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。